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[【講座レポート】]

2020年02月13日

【アロマハンド】アロマハンドで病床で会話のかわりのコミュニケーション

受講生の中には、色々な思いを持って

受講される方がいらっしゃいます。



今日は、60代の女性で

知り合いの大切な方に

アロマハンドマッサージを

したいと希望されてました。



その大切な方は、2度の脳出血で

ほぼ寝たきりになり

話すこともできなくなってしまった

そうです。



いつもお見舞いに行くと

何かしてあげたいと思って

いたそうです。



そんな時に触れることで何かできないか

探していて、たどり着いたのが

アロマハンドだったそうです。



私は、緩和ケアでたくさんの

会話のできなくなってしまった方に

アロマトリートメントやハンドを

してきました。




その時にいつも感じていた経験を

お話しました。




私はいつもトリートメントをする時

心の中で声をかけています。


「どこか痛いですか?」

「苦しそうですね・・」

「力加減はどうですか?」



そうすると、肌の温かさで

返事をしてくれているように感じて


「じゃ〜足もしましょうか?」

「背中は?」



気になるところが頭に浮かびます。

まるで会話をしたような不思議な

気持ちになるんです。




体は動かなくて、会話ができなくても

そばに立って、私が何をしているか

見ててくれてるんじゃないかと

思っています。


ただ不安で、心配で見守るより

触れいることで、思い出す

色々なことを話したり

相手の温もりをしっかりと心のアルバムに

積み重ねる時間を大切にする

思い出になった時に心が温まる1ページとして

心に残ります。




AROMAHOの生徒さんで

結構多い希望動機が

家族を看取られた後で

「もっと何かできたんじゃないか・・」

「早くアロマハンドを知っていれば・・」と

心を残して来られる方です。



私が大切にしたい時間は

大切な方を見送る人は

その後、まだまだ長い人生があります。

その時に後悔ではなく

温かい思い出として

心に残るケアをお伝えしたいと思っています。




こんなお話をされせいただいたら

「先生、もう一回始めから言ってください

いい話だから忘れないように録音したい!」と

みんなで笑ってしまいました(笑)



実際に大切な方にしてあげると

色々な感情が湧いて

体験できるので大丈夫です、と

お伝えすると少し安心されてました。



アロマケアは

相手のためだけじゃなく

自分のためにも大切なことです。



限りある時間

いい思い出を増やしていきましょうね
アロマタッチング仙台

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